血友病 体験談 治療

血友病発覚! (in New Zealand)

長男が2歳のとき、ガラスで腕を切ってしまいました。

 

救急病院に連れて行き傷は縫い合わされたのですがその夜、傷口からピューピュー出血し始めました。

 

 

応急処置として包帯でさらにぐるぐる巻きにしてみました。
翌朝、救急に連れて行くと、傷口の上をテープで押さえ包帯を取り替えてくれるだけでした。

 

 

それでも血が包帯をにじんで出てくるのでもう1度、救急病院を訪れましたが処置は同じでした。
かかりつけのGP(General Practitioner、家庭医)に行き説明したところ、何かおかしいと気付いてくれて病院で検査をすることになりました。

 

 

幼い息子が麻酔で眠らされて手術室へ連れて行かれるのを見てなんとも言いようのない気持ちになりました。

 

傷の縫合を解き、出血源を探るための手術でした。
その時の血液検査で息子は血友病か、あるいはフォンウィルブラント病ではないかという結論になりました。

 

 

ロトルアの総合病院には血友病などを診る専門医がいないためハミルトンの病院と連絡を取りながらの処置でした。
ハミルトンからの指示で血液製剤を注入することになった時「HIV」のことを考えずはいられませんでしたがドクターから説明を受け、納得した上で治療を進めてもらいました。

 

 

出血も無事とまり、後日ハミルトンの病院で専門医に診てもらうことになりました。

 

そこで、息子は血友病A・中等症(Moderate Haemophilia A)と診断されたのです